好きなもの、好きなこと

好きを言葉にする。残念なアラサー。

音楽と言葉

  私はInstagram黒柳徹子さんをフォローしている。先日、初のテレビ女優になった経緯についての投稿があった。そのときに私はふと、二つのことを考えた。

 

  一つ目は いつから音楽は目で楽しむものになったんだろうということだ。テレビが普及してからであろう。曲と歌詞でも十分に音楽は表現出来るだろうに。歌っている人のビジュアルや衣装、ダンス、豪華な舞台装置が整ったときに現代の音楽は成立しているのだなと思った。大変だよね。かくいう私も耳よりも目で音楽を楽しんでることが多いんだろうなと気付かされた。

 

 二つ目はテレビがない時代はラジオや新聞から情報を得ていたのだなと思った。視覚的に捉えたものを言葉のみで伝えるのは難しいはずだ。それを可能にするには語彙力だったのだろう。

 今回の悲しい出来事があって、日本人を30年近くやっているはずなのに、日本語がネイティブなはずのに、自分の感情にふさわしい的確な言葉が見つからないことに気付かされた。これを言葉にできないというのだろうか。ただの知識不足なのだろうか。せっかく多彩な表現が可能な日本語なのだから見つけたいと思った。また彼からひとつ言葉の面白さを学んだ。学ぼう。探そう。