ひとり減ったんじゃない
梅雨のせいだからか、気分が落ちる日が不規則におとずれる。そんな6月を乗り切るために!というわけでもないけど、あるひとつのことをやり抜こうと決意して一応コツコツと続けている。とてつもなくしょうもないことだけど、6月が終わってやりきっていたら報告したい。
能天気なときもあるけれども、落ちるときはとことん落ちる。落ちたときに考えていたことも自分のためにちゃん残しておこうと思う。
5人から2人を選ぶ組み合わせは10通り
4人から2人を選ぶ組み合わせは6通り
突然の数学の組み合わせ。習った当時は考えもしなかったけど、5人から4人になるだけで2人を選ぶ組み合わせは4通りも少ない。
半分近く減っている。
わかりやすく少ない数にしてみたけど、人間の個性をあらわすもの、声、話し方、表情、仕草、喜怒哀楽……他にもあるたくさんのことを気にすると、そもそも人間ひとりを1とみなせなくなってくる。そしてその個性の組み合わせは数え切れない莫大なものとなる。
ひとり減ったんじゃなくて無限の組み合わせを失ったんだ。喪失感の正体に気がついた。
あることが当たり前だったのに、ないことに慣れそうな自分がいて嫌だ。あった時間よりも、ない時間のが長くなるのが怖い。
でも今を否定したくない。