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好きなもの、好きなこと

好きを言葉にする。残念なアラサー。

しゅんちゃんとあっちゃん

しばらく連絡を取り合っていなかった友人から突然連絡が来ることがある。最近はもっぱら『結婚することになりました』という報告が多いせいでとりあえず読む前に身構える。

 しかし先日連絡が来た友人は、結婚も出産も済んで改めて報告するようなことが思い当たらなかった。何事だろうと思ってみてみると、『俊ちゃんとあっちゃんの10年ぶりの歌声を聴いて引くくらい号泣した。』という報告だった。

  そう、彼女と私は中•高校生のときにEXILEのファンであったのだ。部屋にポスターを貼ったり、定期テストが終わって余った時間に問題用紙の余白にいろいろなレタリングでEXILEと書いたり、覚えた歌詞を書き起こしたり、MDウォークマンEXILEのステッカーを貼り付けるくらい大好きだった。青春そのものであった。

 そして人生で初めてファンになった存在だった。『ファンになる』という定義は人それぞれだと思う。コンサートに行くことだったり、CDを買うことだったり、ファンクラブに入会することだったり、人それぞれものさしがあるだろう。私の場合はわざわざ番組出演情報を事前に仕入れて録画してまで見る存在になった時に、あぁファンだなと実感する。たまたま歌番組で見かけるのでなく、今日出演することがわかっているからわざわざみるのである。初めてそんな存在になったのがEXILEだったのだ。

 突然の俊ちゃんの脱退になにもできないのはわかってるけど、とりあえず集ろうとなって集まったけど本当になにもできなかった。グループは永遠じゃないんだってことを教えてくれたのもEXILEだった。

 彼女との繋がりも結局のところEXILEがあったからであり、その後は共通の友達と会うときくらいしか会わなくなってしまった。人との繋がりは共通のものがないと続かないということもEXILEを通して学んだ。

 逆に、今回また俊ちゃんとあっちゃんが共演してくれたおかげで疎遠だった彼女とまた近づくことができた。人はきっかけさえあれば簡単にあの頃の気持ちを取り戻せるようだ。

 

 俊ちゃんとあっちゃんが歌ったあの瞬間に東京ドームになぜ自分はいなかったんだろうと後悔したけども、映像化してくれて聴くことができたからまぁよかったかなと思うことにしよう。あの頃の曲はどれも素敵な曲ばかりで、数年ぶりに聞いたのに歌える自分に驚くばかり。二度と2人が並ぶ姿を見ることはないだろうと思っていたのに、それが実現した。生きている限りなにが起こるかわからない。そんなことを教えてくれたのもEXILE